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868 :通常の名無しさんの3倍:2015/10/21(水) 00 27 26.27 ID t4hVQRRD0 おつ!セレーネとキョウジってなんかいいよな。 12年前*** キョウジ「ドモン、はいこれ」 ドモン「本…?えっと、『自然と生命科学の多様性について』…!?キョウジお兄ちゃん、これ…!」 キョウジ「ああ、読みたいって言ってただろ?よかったらあげるよ」 ドモン「いいの!?やったー!キョウジお兄ちゃん大好き!!」 セレーネ「あら、良かったわねドモン。キョウジ、いつも悪いわね」 キョウジ「いや、いつも俺のお下がりをもらってくれて助かる。それに俺、弟が欲しかったから嬉しいんだ」 セレーネ「ドモンもあんたになついちゃって。端から見たら本当の兄弟みたいよ」 ドモン「えへへ……ねぇ、お姉ちゃんキョウジお兄ちゃんと結婚してよ」 セレーネ「はぁ?」 キョウジ「ドモン!?」 ドモン「そしたらキョウジお兄ちゃんがホントにボクのお兄ちゃんになるんでしょ?」 キョウジ「あー…そ、そうか、そうだな…ハハ…」 *** アムロ「…で、どうなんだ、キョウジ君のことは」 セレーネ「…は?兄さんいきなり何言ってるのよ」 アムロ「スウェン君の見込みが薄いならもうキョウジ君にかけるしかないんだ!」 セレーネ「だからー、私は別に結婚したいとか思ってないしー」 アムロ「お前がよくてもこっちは心配なんだよ。とりあえず女だし、妊娠出産に歳は影響するんだぞ?」 セレーネ「あーもう!いいからそういうの!」 アムロ「俺はキョウジ君いいと思うけどな。天才的科学者だし男前だし昔から気の知れた仲間ときた。それに裕福だから嫁いだら好きなだけ家でAIの研究開発とかできるんじゃないのか?」 セレーネ「…AI………」 ロラン(姉さん、揺らいでますね……) ドモン(というか、キョウジ兄さんの気持ちは考えないのか……?) ミキノ「キョウジ、あなたもいい歳なんだから結婚考えたら?彼女はいないの?お見合いする?なんなら母さんが探してくるけど」 キョウジ「母さん、いいからほっといて…」 キョウジ(あんなやつのためにまだ独身でいるとか……認めたくないけどな…)
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あたし、高坂桐乃。職業――兄の奴隷。 行きつけのお店で購入した洋服一式をどさりと置いて、あたしはひと心地ついた。 「これでよしっと」 紙袋から白いワンピースを取り出し、鏡の前で合わせてみる。 うん…………たぶん大丈夫。自分で言うのもなんだけど、似合ってるはず。 あたしはそのままベッドに倒れこんだ。 「………………はぁ」 色々な想いが綯い交ぜになり、変な気分になってくる。 今日のお昼のこと。 『――明日一日、俺のことをお兄ちゃんって呼ぶ、とか』 『……………………』 『な、なんつってぇ』 『……分かった。それでいい』 『えっ…………マジで?』 ――というようなことがあった。 京介とのつまらない賭けに負けたあたしは、明日一日『お兄ちゃんプレイ』を強要されることになったのだ。 それであたしは明日に控えるイベントのため、『お兄ちゃん』呼びに相応しい服装を入手しなければいけなかったってワケ。 あのシスコンキモすぎ。マジキモイ。ちょうキモイ。ほんっとサイッアク。妹にお兄ちゃんって呼ばせるとか、どんだけヘンタイなんだっつーの! 付き合ってたときもハブラシとかカップなんてエロアイテムでセクハラしてきたし、あのシスコンマジヘンタイ! ヤバくない? アイツ超ヤバくない? マジで超キモいってゆーか、シスコン極めすぎってゆーかっ! ばっかじゃないの? エロゲーと現実を一緒にすんなっての! 呼び方変更とか妹モノのエロゲーやりすぎじゃん? ときメモじゃん? あたし攻略されちゃうの? 最初からときめき度MAXなのにゲームとして成り立つの? ………………やばい。明日のこと考えるだけで、すっごいドキドキする。 うー……最悪、最悪…………マジ最悪っ! ちゃんと責任とれっつーの! …………ばか。 なんて、言わないけど。言えるわけないケド。 でも、もし言ったら…………あいつどんな責任の取り方するのかな? …………………………。 ………………うぁ。 ヤバイヤバイ! ヤバイって! それはマジヤバイからっ! でも……いいの京介? あたしたち兄妹なんだよ……? なーんつって――――ッッ! くっ…………駄目だ…………このままだと悶え死んでしまう。妄想死なんてシャレにならない。 そうだ! こんな時はエロゲーをしよう! あたしはティッシュで鼻血を拭いて、宝物が詰まったふすまを開ける。 何にしよっかな…………あっ。 明日は京介のために『妹めいかぁ VOL・1』のヒロイン、『きりの』ちゃんの格好をするんだから、ちょっと復習しておくのもありだよね…………よし。 ということで―― あたしは、それからしばらく思い出のエロゲーを満喫するのだった。 『いっしょに学校行こう! おにいちゃんっ!』 「うん行くー! きりのちゃんと一緒に学校行くーっ! うへへー……じゅるっ」 あたしはよだれを拭いながら、ふとクリックする手を止めた。 そうだ…………このゲームを参考にシミュレーションすればいいんじゃん。 あたしはベッドに移動して、ゆっくりと思考を重ねる。 明日は、京介のことお兄ちゃんって呼ばなきゃいけないわけで。 限りなくエロゲっぽいシチュを再現できるように、服装もきりのちゃんとお揃いにしたわけで。 無理矢理にでもデートに連れて行ってもらうことまでは想定済みなわけで。 …………じゃあ、その後どうなるの? ……………………。 えっ…………ちょっと待って! てことは、なにっ!? ベッドでの告白シーンも再現しちゃうってことじゃないの!? てかっ、『最後はデレデレになるってホント?』ってなによ!? とっくの昔にデレてるっつーの! 読モなめんなっ! ………………冷静になろう。深呼吸して――すぅはぁ……よし、あたしは落ち着いた。たまにあるんだよね、こういう状態異常。女の子なら分かるはず。 で、なんだっけ? そうそう、ベッドシーンね―― 『お兄ちゃん……大好き……』 『桐乃……俺もおまえのこと――』 むっはーっ! やっっっば――――――い! これはダメだって! だ…………だだだ、だってこの後って! 一糸まとわぬきりのちゃんが……お、お兄ちゃんと! ……うああああ。 「ふぉぉぉぉ――――!!」 「桐乃てめえ、ガンガンうっせーよ! エロいゲームやって興奮してんのか!?」 はてさて明日はいったいどうなることやら。 おしまい。
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編集中。一部投下分何処いったし…… リーネ「嫌……こないで……」 俺「ぷ、ははははは」 リーネ「!?」 俺「リーネ、今日はエイプリルフールだぞ?見事に騙されたな?」 リーネ「エイプリルフール……!?酷いよお兄ちゃん……」 俺「すまないすまない。ちょっとからかってみたくなったんだ……」 リーネ「もう……お兄ちゃんのばかぁ……本当に私……」 俺「ごめんよリーネ……」 リーネ「本当にもう大丈夫なの?」 俺「ああ、本当だよ」 リーネ「よかった……優しいお兄ちゃんに戻ってくれた……」 俺「ほら、リーネおいで。怖かっただろう?抱きしめてあげるから」 リーネ「お兄ちゃん…!」 俺「リーネ……」 953 :隠し子2部:2011/04/01(金) 02 28 49 ID mNGmC3Jo 計画通り、ちょろすぎるな(ニヤァ) リーネ「お兄ちゃん」 俺「リーネ、捕まえた」 リーネ「?」 俺「ようやく逃げられずに捕まえれたよ」 リーネ「お兄ちゃん何言ってるの……?今日はエイプリルフールだってさっき……」 俺「ああ、だから嘘を言ったんだけど?」 リーネ「そんな……」 俺「ああ、リーネ…俺のリーネ…」 リーネ「嫌、離して!」 俺「ダーメ。今からいっぱい愛してあげるからね」 リーネ「嫌…嫌…」 俺「どうして嫌なんだい?今までと変わらないだろう?」 リーネ「違うもん……」 俺「3ヶ月前はあんなに悦んでいたのにね」 リーネ「あれは……」 954 :隠し子2部:2011/04/01(金) 02 34 15 ID mNGmC3Jo 俺「それに……俺はこんなにもリーネの事を愛しているのに」 リーネ「……」 俺「まあいい。逃げられないだろうし、心が痛むけれど……嫌がる妹を無理やりというのも久しぶりだな」 リーネ「!?嫌っ、離して!」 俺「無理だよ」 リーネ「お願いだから……」 俺「ふふ、こうしてるとリーネと始めてした時の事を思い出すよ」 リーネ「嫌ぁ……」 ぬぷぬぷぬぷっ リーネ「んんっ……///」 俺「リーネ、ちょっと位抵抗したらどうだい?こんなにすんなり入るとは思わなかったよ」 リーネ「違っ……///」 俺「リーネもやっぱりその気だったんだね……今日もいっぱい愛してあげるからね……」 俺「……」ぬぷっぬぷっ…… リーネ「あっ…あっ…お兄ちゃん///」 ほんの数時間前まで、様変わりした俺を怖いだの、近寄らないでなどと言っていたが……ごらんのありさまだよ 俺「……3ヶ月毎日仕込んでおいた甲斐があったな」ぬぷぬぷ リーネ「あんっ…ああっ…///」 俺「俺の言葉に反応できない位夢中になっちゃって……うっ」ぬぷぬぷ…びゅるっ…どくどく…… リーネ「ん~~~~~~~///」ビクッビクン 俺「……リーネ愛してるよ(ベッドの上と俺に順従なうちはね)」 リーネ「お兄ちゃぁん……私もぉ……」 俺「……リーネ、もっと愛してあげるからね」 リーネ「うん、もっとして…///」 俺「ああ……」 チュンチュン 俺「朝…か」 リーネ「すやすや……」 俺「……リーネ起きろ」 リーネ「んっ……おはようお兄ちゃん」 俺「そろそろ部屋に戻れ」 リーネ「うん、お兄ちゃん。でも戻る前にキス…」 俺「しない。さっさと戻れ」 リーネ「……どうしてしてくれないの?」 俺「夜の事を忘れたなんて言わせないぞ?俺は優しいお兄ちゃんはもう辞めたんだ」 リーネ「……はい。部屋にもどるね……」 俺「……今のところはまだ大丈夫そうだな」 そして数分後 ~~~~~~~!!! 俺「サイレン!?こんな朝っぱらからネウロイか、早くハンガーに行かないとな」 ハンガー 坂本「俺か、ずいぶん早かったな」 俺「丁度起きたところでサイレンがなったので」 坂本「そうか、しかしこんな朝早くからネウロイの襲撃とは…」 ミーナ「まだ2人しかきていないようね」 坂本「ミーナもずいぶん早いな」 ミーナ「ええ、さっきカールスラントからの荷物の受け取りがあったから」 俺「一部除いて集まってきたみたいですよ」 坂本「寝坊助達には後で訓練だな…」 ミーナ「寝坊組は仕方ないから今きている人達で出撃して頂戴」 坂本「バルクホルンにシャーリー、エーリカ、宮藤とリーネと俺は今すぐ出撃だ」 了解! 俺「よし、俺少尉いきま……」 ドォン! 俺「うわぁぁぁ!?」 一体何が起こった!? 急にストライカーが爆発しただと……? リーネ「お兄ちゃん、大丈夫!?しっかりして!!」 一同『お兄ちゃん!?』 俺「う……うあ……」 くそ…いてぇ……どんどん床が赤く染まっていきやがる ミーナ「俺さん!?一体何が!」 リーネ「お兄ちゃんのストライカーが急に爆発して……どうしようすごい血が…」 坂本「宮藤!お前は出撃を取りやめて俺の手当てを!急げ!」 リーネ「お兄ちゃん、しっかりして……」 バルクホルン「リーネ、俺は宮藤に任せて我々はネウロイの迎撃に向かうぞ!」 俺「ぐ……んん……俺は大丈夫だ……早く行け」 リーネ「でも……」 俺「行けといっているんだ!ネウロイがきているんだぞ!」 宮藤「リーネちゃん、俺さんは私がちゃんと治すから心配しないで」 リーネ「……うん、よしかちゃん、お兄ちゃんを絶対に助けてあげて」 宮藤「うん、絶対に助けるから、リーネちゃんもネウロイを!」 リーネ「うん、行ってきます……」 俺「……」 宮藤「俺さん、しっかりしてください!」 俺「ああ、大丈夫だ……ぐぅ……」 宮藤「これならすぐに治せますから!気を確かにしてください!」 俺「ああ……」 ミーナ「俺さん大丈夫なの?」 俺「ええ……宮藤軍曹のおかげでだいぶ楽に……」 ミーナ「でも、ストライカーが爆発するなんて……」 整備班長「爆発音がしましたが何かあったんですか!?」 ミーナ「俺少尉のストライカーが突然爆発して……」 ニイト「そんな……俺少尉のストライカーの整備は整備班長が完璧にしてあるはずなのに!(よっしゃぁ!うまくいったぜざまぁwwwけど死ななかったのは残念だぜ)」 整備班長「ミーナ中佐、原因を調べたいので俺少尉のストライカーを調査してもいいでしょうか」 ミーナ「ええ、お願いします。整備ミスではない事を願っていますが……もし整備ミスだった場合は覚悟しておいてください……」 整備班長「ええ、わかっていますよ中佐」 宮藤「ふぅ、俺さんどうですか?」 俺「宮藤軍曹ありがとう。もう痛みもないし、足も何とか動くみたいだ……おっと」 宮藤「気を付けてください。少し血を多く流してしまっているのし、一度ちゃんと病院に……」 ミーナ「そうね、ちゃんと治療する必要があるそうね」 『そっちにいったぞー』 『おいつけない!?』 『危ない、リーネ!』 『キャァァァァ』 『リーネ戦いに集中しろ!』 『俺なら宮藤が何とかしてくれる』 『またリーネを狙ってるぞ!』 『きゃぁぁぁぁぁ~』 俺「……(キ゛リッ」 俺「(ネウロイめ……誰に許可を得て俺のリーネを傷モノにしようとしてるんだ?許せねぇ…)」 ミーナ「宮藤さん、まだ飛べるかしら?」 宮藤「はい、少しなら飛べると思います」 ミーナ「疲れていると思いますが、坂本少佐達の援軍に行ってもらえますか」 宮藤「はい!坂本さんたちが危ないんですか!?」 ミーナ「そこまでではないみたいだけど苦戦しているみたいなの」 俺「ミーナ中佐、俺が行く……」 ミーナ「俺さんが!?ダメよ、今さっきまで死にそうだったあなたを向かわせるわけにはいかないわ。それにストライカーだって……」 俺「ミーナ中佐のストライカーを貸してください……魔法力がほとんど残っていない宮藤軍曹に行かすわけにはいかないでしょう! ミーナ「止めても無理にでも行くつもりよね?……仕方ないわね、こっちへいらっしゃい」 俺「?」 俺「これは……?」 ミーナ「さきほど搬入されてきたMe262v1ジェットストライカーよ」 俺「ジェットストライカー……?」 ミーナ「ええ、簡単に説明するわよ」 説明中…… 俺「いいんですか?俺がこれを使っても」 ミーナ「ええ、ここでテストをする以上誰かに使って貰わないといけませんからね」 ミーナ「でも一つだけ約束して頂戴?帰ってきたらちゃんと治療を受けに病院へ行く事」 俺「了解です……」 スペックを聞かされてすごいと思ったがこれほどとは……これならすぐに到着できそうだ! 俺「発進!」 760 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 02 13.75 ID ekv6CakK0 [4/15] 俺「すごい、これはレシプロなんかの比じゃないな」 基地を飛び出した俺は、全速力で苦戦をしいられているリーネ達の元へと移動を開始していた 『くっ、またくるぞ!危ない!リーネ大丈夫か!』 俺「……くそ。間に合えよっ!」 ネウロイめ、俺のリーネに傷の1つでもつけたらコアの一片たりとも残さないで消し去ってやる この時まだ俺は気づいていなかった。このジェットストライカーが引き起こす事件の事を…… 762 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 08 04.36 ID ekv6CakK0 [5/15] 坂本「もう少し持ちこたえるんだ!もうすぐ宮藤達も到着する!」 バルクホルン「行くぞハルトマン!我々が出来る限り時間を稼ぐぞ」 エーリカ「いこうトゥルーデ!」 ズガガガ。ドガガガガ 坂本「リーネ、お前は一旦下がれ!今の状態じゃ戦えやしないだろう?」 シャーリー「リーネ、俺なら大丈夫さ。なんたって宮藤がついているんだからな」 リーネ「はい……わかってるんです。でも……でも!」 バルクホルン『坂本少佐、ネウロイがそちらへいった!』 坂本「何っ!?」 シャーリー「この位置だと……またリーネを狙ってる!」 坂本「避けろリーネ!」 リーネ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 坂本「リーネ!」 シャーリー「大丈夫みたいだ。シールドで防いでる!」 763 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 14 24.07 ID ekv6CakK0 [6/15] 坂本「だが、さっきからシールドを貼り続けているだろう?そろそろリーネの魔法力は限界ではないか?」 リーネ「まだ大丈夫です」 シャーリー「またくるぞ!」 リーネ「!?」 『きゃぁぁぁぁぁぁぁ』 俺「……(ギリッ」 さっきからリーネの悲鳴ばかり聞こえてくる……リーネが集中的に狙われているのか 俺「速く……もっと速く!」 キィィィィィィィィィィィィィン……! そうだ。1km/hでも速く!1秒でも早く! 俺「見えた……あそこか!」 764 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 21 48.17 ID ekv6CakK0 [7/15] リーネ「きゃぁぁぁぁぁぁ!」 パリン 坂本「リーネ!?」 リーネ「ハァ…ハァ…まだ大丈夫です」 シャーリー「少佐!リーネはもう限界だ!基地まで戻らせよう」 坂本「ああ、しかしあのネウロイの足止めができなくては……」 シャーリー「あたしの足でも追うのに苦労するネウロイだなんて……」 坂本「またくるっ!リーネ、お前のシールドじゃもう防げない、気合で避けろ!」 リーネ「無理です……きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 俺「シールドカット……ペースト……」 坂本「リーネェェ!」 リーネ「……痛くない?」 坂本「リーネ、お前まだシールドが張れたのか」 765 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 28 06.29 ID ekv6CakK0 [8/15] リーネ「このシールド、もしかして……!」 坂本「あれは!」 俺「……」 リーネ「お兄ちゃん!」 坂本「俺!?」 間に合った……ギリギリでシールドを配置できたみたいだ 俺「……ネウロイ、よくもリーネばかりを狙ってくれたな」 シールドコピー 俺「ネウロイ、よくも俺のリーネを傷モノにしようとしてくれたな」 シールドペースト…ペースト 俺「ネウロイ、よくも俺のモノに手を出そうとしてくれたな」 シールドブレード起動……キュイィィィィィィィィィンン 俺「……!」 766 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 36 24.53 ID ekv6CakK0 [9/15] 坂本「シールドを攻撃に転用する気か!?」 俺「覚えておけネウロイ!」 一振り目。高速回転する右手側のシールドをネウロイにぶち込む事に成功 チュイィィィィィィィィン 火花を散らしネウロイの装甲が高速で削り取られていく パリン。しかし耐え切れず1枚目のシールドが砕け散る 俺「リーネを泣かせたり、虐めたり、傷モノにしていいのは俺だけだ!!」 リーネ「///」 二振り目。今度は左手側のシールドをさっきと同じ場所にぶち込む。 一振り目で削り取られた装甲から除くコアに二振り目のシールドが振り下ろされ…… チュイィィィィィィィン シールドがコアを捉え、再び火花を散らしはじめる そして、徐々にコアにヒビが入り…… バーン、ネウロイは砕け散った() 768 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 42 44.42 ID ekv6CakK0 [10/15] 俺「ハァ……ハァ……」 リーネ「お兄ちゃん!!」 ……こんな場所で抱き着いてくるとは思わなかったけれど、今はまぁいいか 俺「……リーネ怪我はないか?」 リーネ「うん、大丈夫だよ。お兄ちゃんが助けてくれたから……」 俺「……それならよかった」 リーネ「でも、よかった。お兄ちゃんが無事で……」 俺「ああ、宮藤のおかげだな」 坂本「まさか増援は俺だったとはな」 シャーリー「もう大丈夫なのかー?それよりも……(ニヤニヤ} ペリーヌ「真昼間から不潔ですわよ、リーネさん!」 バルクホルン「こんな場所で抱き合うとは、は、は、破廉恥な!」 エーリカ「ひゅーひゅー」 769 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 47 37.62 ID ekv6CakK0 [11/15] 俺「ははは……」 アレ……おかしいな眩暈かな リーネ「///」 俺「今日は大目に……見てくださいよ……」 やっぱりおかしい……どうしたんだ俺は フラッ…… リーネ「お兄ちゃん大丈夫?」 ヌルッ…… リーネ「これって、血……?」 血……?ああ、傷口が開いたのか……後、何だろう。力が抜けていく…… 俺「……」 リーネ「嘘だよね……ねぇ、お兄ちゃん返事をして。ねぇ!」 俺「……」 坂本「いかん、全速力で基地へ戻るぞ!」 リーネ「お兄ちゃん、ねぇ、お兄ちゃん!」 戻る 770 自分:隠し子2部[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 01 54 25.41 ID ekv6CakK0 [12/15] ここで今回分終了。実はここで2部終了だったりします。 保守にもならなかったね、リーネちゃん 3部予告 俺「……」 父「俺君……そろそろ目を覚ましてくれないか……」 リーネ「ハァ、ハァ……んっ……」 宮藤「リーネちゃん、大丈夫!?気分でもわるいの!?」 ニイト「……リネット曹長。アイツの代わりに俺のでよくしてあげますよ」 リーネ「嫌……嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!」 かみんぐすーん。 予告は全くあてにならないのであしからず
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第一段階:エッチなことを覚えさせる 「お兄ちゃん…」 か細い声で目が覚める。寝ぼけ眼で部屋の入り口に目を向けると、 なぜか半べそで一樹が立っていた。枕をぎゅっと抱きしめ、今にも泣き出しそうだ。 「ん…どうしたんだ一樹、こんな朝早くに。怖い夢でも見たのか?」 時計を確認すると午前4時を少し回ったくらいだった。 起きる間際に一樹がやって来て、一緒に二度寝するのは珍しくない…… というか日常茶飯事なのだが、こんな時間に、しかも泣き出しそうな表情でやってくるのは 初めてだった。 俺の問いかけに、一樹はやっぱり泣きそうな声で答える。 「ううん、違うんです…あのね…パンツに変な白いのがついてて…僕…」 夢精ktkr 「そっか、それで目が覚めちゃったんだな。びっくりしただろ…ほら、こっちおいで」 「はい……」 苦節●年、この時をどれほど待ちわびたことか! 俺は焦る気持ちを抑え、「普段通り」一樹を布団の中に招き入れる。 「普段通り」その小さな体に腕を回して、優しく抱き締めてやると よっぽど不安だったのか、一樹は俺の胸にすり寄ってきたハァハァ。 おっといかん素が出た。 「大丈夫、兄ちゃんが治してやるから」 「本当?お兄ちゃん!」 「ああ、兄ちゃんに任しとけ」 性的な意味で。 宥めるように背中をさすっていた手を、徐々に下に向ける。 「一樹が見たの白いのはな、おちんちんから出てくるんだ」 「ひゃあっ!? お、おちんちんから…? でも今までは出なかったよ?」 言いながら服越しに小さなちんこをやわやわとさすってやると、 一樹は可愛らしい声を上げた。まさにKY。 「一樹が大人になった証拠なんだよ」 「ふぇ…そうなんですか?」 「ああ。で、あの白いのは定期的に出さないと体に毒なんだよ」 嘘は言ってない。が、怯えた表情になる一樹の頭をさすりながら俺は話を続ける。 「ていきてき…って」 「朝晩、1日2回出さなきゃだめなんだ」 「そんなに…ですか?僕、怖いです…」 俺のパジャマをぎゅっと握りしめて見上げてくる一樹。 やめてくれ歯止めが(ry 「ああ、だから兄ちゃんが出してやるよ。朝と、寝る前な」 「じゃあ…」 「これからは一緒に寝よう。その方が楽チンだから」 そう言うと不安に曇っていた一樹の顔がぱあっと明るくなった。 可愛いな一樹はハァハァ。 「とりあえず今日は一日分のを今やっちゃおうな」 「えっ? そんなこともできるんですか?」 「ああ。でも難しいから兄ちゃん以外の人にはやらせるんじゃないぞ」 「はいっ!」 「いい返事だな。よし、じゃあ始めるから… 痛くしたりは絶対しないから、兄ちゃんのやるのを邪魔しちゃだめだぞ」 「はい、お兄ちゃん」 一樹のパジャマの中にするりと手を忍ばせる。 「あっ…!?」 「こうやっておちんちんをこすこすするんだ」 そのままブリーフの中まで侵入、小さなちんこを優しく握りしめてしごいてやる。 「あ、お兄ちゃんっ、なんか変なかんじだよぉ…」 刺激に一樹が腰を引くが、もう片方の手でそれを阻止する。 「痛いか?」 「んん…、痛くは…あっ、ないです…っ」 「どんな感じか兄ちゃんに教えてくれないか」 「あっ、あ、おちんちん熱いよぉ…なにこれ…っ」 初めての快感に耐えらないのか、一樹は俺にぎゅっと抱きついてきた。至福。 手の中のちんこはすっかり勃起してふるふると震えている。 「お兄ちゃん、おちんちん気持ちいいよぉ…っ!」 「じゃあもっと気持ちよくしてやるからな」 言って手の動きを早くする。 「あっあっ、お兄ちゃんっ…なにか、くるよぉ…っ」 「我慢するなよ、気持ちいいのに集中するんだ」 「はい、っあ、あ、あああー………っ!」 呆気なく一樹は射精した。ふむふむ、一樹はこんな顔でイクのか…KYにも程がある ハァハァと荒く息をつく一樹の頭を(汚れていない方の)手で撫でながら、 一樹の精液を受け止めた方の手を持ち上げ見せてやる。 「ほら…これが今一樹のおちんちんから出てきたんだ」 「ふえぇ…みせないでお兄ちゃん…恥ずかしいよ…」 言葉では恥じらいながらも俺の手のひらに興味ありげに見入っている一樹。 今日の夜がたのしみだ。 第二段階:乳首&アナル開発 一家団欒の時間を過ごし、風呂から上がって今は午後9時前だ。 まだまだ早い時間ではあるが、俺はもう寝間着に着替えていた。なぜなら… 「お兄ちゃん…入っていいですか?」 控え目なノックの後、小さな声が扉越しに聞こえた。 我が弟ながらなんという礼儀正しさだろうと自慢げな気持ちになりつつ、 俺は扉を開いて一樹を部屋に入れる。 「今風呂に入ってきたのか?」 湯上がりだからか普段より血色がいい。乾かしたてでさらさらの髪を撫でてやると、 一樹はとても嬉しそうに笑う。 「はい、お父さんと一緒に…」 …まさか父さんを羨ましいと思う日が来るとは。 「なぁ一樹、今度兄ちゃんと一緒にお風呂入ろうな」 「えっ、本当!? 約束だよ!」 「ああ、約束約束」 俺の腰に飛びついて、満面の笑みではしゃぐ一樹。 計 画 通 り 「じゃあ、体が冷えないように早く寝ようか」 「あ…はい」 珍しく一樹が口ごもったが、すぐに俺についてきて 二人で布団に入った。枕元に置いていたリモコンで部屋の電気を消す。 「おやすみ、一樹」 「おやすみなさい…」 シャンプーか石けんか分からないが、やたらいい香りがする一樹を抱き締めて目を閉じた。 そう。 今夜はとりあえずなにもしないつもりだったんだ(1日2回と言った手前)。 だがそこで予想外の展開が待ち受けていた。 「……」 「…………お、お兄ちゃん…?」 「ん……?」 おずおずと一樹が俺に話しかけてきた。 「あの…お兄ちゃんのあれは、2回よりたくさんしたら体にわるいんですか?」 「…いや、やりすぎはよくないけど、基本的に体に悪くはないな」 この時点で俺は密かな期待を抱いていた。だが待てよ、そうホイホイ俺に都合のいい 展開があると思うか? いやないね。 そんな理性と本能の静かなせめぎ合いに、一樹の言葉がとどめを刺した。 「お、お兄ちゃんにしてもらったの…すごくドキドキして気持ちよかったから… いまもしてもらいたいの…ダメですか?」 なぁ。 こんなこと言われたら理性も爆発するってもんだ。 俺は一樹の体にむしゃぶりつきたい気持ち(と股間)を必死に抑え、 興奮にうわずる声を努めて普通通りに発声しながら 一樹に話し掛けた。 「ちがうこと?」 「ああ、気持ちいいのはおちんちんだけじゃないんだ。 一樹は気持ちいいのが好きみたいだから、いろいろしてやるな」 「はい……ありがとうお兄ちゃん…」 …幸せだけど、生殺しにも程がある。(性的な意味で 「じゃあ、パジャマの前を開いてごらん」 「はい…」 おとなしく従う一樹。ボタンをすっかり外すと、小さく平べったい乳首が見えた。 そこを人差し指で優しくさすってやる。 「ひゃぁ! そこ、くすぐったいよぉ…」 「一樹、ここの名前言えるか?」 両方の乳首をくりくりしながら尋ねる。おお、勃ってきた。 「そこ…ちくび、です」 「正解。一樹は物知りだな」 「えへへ…ありがとうございます」 「ここもいっぱいくりくりしたら、おちんちんみたいに気持ちよくなるんだ」 「へえ~、そうなんだ」 流石にまだ乳首はくすぐったいだけみたいだな。 勃起していないし、しゃべりも普通だ。 次は… 「やっやだっお兄ちゃん、汚いよう!」 「大丈夫大丈夫、風呂に入ったばかりだから」 じたじたと足を動かして一樹が反抗する。 ここ…アナルも流石にまだ無理があるか… だがそこで諦める俺でない。つうかアナル開発しないと俺が死んでしまう。 自分で指を舐め、ほんの少しだけアナルに埋め込み、すぐに引き抜く。 「お兄ちゃん…ダメ…」 「一樹、落ち着いて。ここも気持ちよくなるんだぞ」 「う、嘘…ですよね?」 「本当だよ。怖がらないで、兄ちゃんの指がちょっと入った時にお尻を締めてごらん」 「うん…やってみます」 一樹は本当に素直でかわいいな。 アナルも指が触れたくらいできゅっと敏感に反応している。 俺に言われたとおりにアナルを締めていると、うっすら快感を感じ始めたようで 一樹のペニスが頭をもたげ始めた。 「あ…っ、うん…っ」 「一樹…どうだ? お腹が気持ちよくなってきただろ?」 「は、い……なんだかすごく…変な感じです…」 とろんとした瞳で俺を見上げる一樹。予想通り、資質は十分なようだ。 その夜はアナルに優しく触れながらちんこを扱いて射精させた。 お兄ちゃん、と叫びながら射精する一樹はそりゃもう殺人的なかわいさだったさ。
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181 名無しさん@ピンキー sage 2008/12/13(土) 18 58 48 ID lbJn/VQj イザナミはキモウト、アマテラスはキモ姉と信じて疑わない俺が一つ小ネタ投下。 あるところにお父さんとお兄ちゃん、そして双子の妹達のいる家がありました。 双子の妹たちはとびきり可愛く、とびきり賢い妹たちで、二人ともお父さんとお兄ちゃんの誇りでした。 ですがお父さんとお兄ちゃんは知りませんでした。 双子の妹は、それぞれお父さんとお兄ちゃんを酷く愛している、キモウトとキムスメだったのです。 「お父さん」「お兄ちゃん」「「これで私達、本当に身も心も繋がった家族だね」」 お父さんとお兄ちゃんを飲み込んだキモ双子の可愛らしい花弁からは一筋の血が流れ、同じように可愛らしい顔は痛々しい花弁に相反して、幸せそうに歪んでいました。 「やめっ……離れろ美奈!俺達兄妹だろ!」 「茉奈!いい加減にしろ!」 睡眠薬と怪しい薬を夕食に盛られたお兄ちゃんとお父さんは必死に二人を止めますが効果はありません。むしろキモ双子の愛欲を煽ってます。 「やだよっ!お兄ちゃんは美奈だけのお兄ちゃんなんだからぁっ!お兄ちゃんのおちんちんは美奈だけ孕ませるためのおちんちんなんだからぁっ!」 「お父さん、もし今やめたら父親にレイプされた。って通報しちゃうよ?お父さんは犯罪者になるのイヤでしょ?」 「……お前たちが全うな道を進むなら、俺は犯罪者でも構わん……っ!」 お父さん、かっこいいです。 ですがキモ双子には何を言っても逆効果でした。 「大丈夫っ、お父さんは、犯罪者になんか、しないよっ!ずーっと、ずーっとっ!茉奈が側にいてあげるよっ!」 「お兄ちゃん!美奈のおなか、お兄ちゃんのこと大好き大好きってすっごくあっついんだよ!お兄ちゃんのおちんちんですっごく喜んでるんだよ! もっとあっつくして!美奈がっ!うれしくてっ!しんじゃうくらいぃぃぃぃぃっっっっっ!!!!」 「ほら、お父さん、私のシキュウも、お父さんのあっつい精子で、私を作ったお父さん精子で愛娘のシキュウいっぱいにしてぇぇぇぇっっ!!」 双子の妹たちはほぼ同時に達しました。 それにつられてお父さんとお兄ちゃんもキモ双子の中へ、彼女達が待ち望んでいた生命の素を注ぎこんでしまったのです……… 「茉奈ちゃん、やったね。これでやっと美奈に注がれるべきお兄ちゃんせーしが注がれたよ」 「うん……おなかの中でお父さんのせえし、私のあつあつたまごと合体してるんだって考えると………~~~っっ!!」 あ、茉奈ちゃんまたイきました。よっぽど嬉しいんですね。 「ねぇ茉奈ちゃん、これ、すっごく役にたったね」 「うん、美奈。天国のお母さんが私達のために残してくれたこれ。お父さんなんかまた引っ掛かっちゃってたよね」 「「弟くんお婿さん計画ノート」」 どうやら双子のキモ属性はお母さんの遺伝みたいです。
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241 名前:私だけの人 ◆YzvJ/ioMNk [sage] 投稿日:2007/04/27(金) 06 26 18 ID rolhx8K8 「お兄ちゃん、起きてよ」 ちょっとハスキーな声が、俺を覚醒させた。 「ん…吹雪?」 まだ焦点の定まらない目で見たのは、俺の妹。 「お兄ちゃんを『お兄ちゃん』って呼ぶのは私だけだよ」 …それもそうか。などとぼやけた頭で思う。 そういや、入院してる吹雪を見舞いに来たんだっけ…。 時計を見ると、すでに見舞いにきてから二時間近く経っていた。 くぁ…と小さく欠伸をして、眠気を払ってから妹の手を握る。優しく目を見る。 言葉はないが、一々言葉を交わさなければわからないほど浅い付き合いじゃない。 早く治ってくれ。その思いのたけを込めて、手を握る。 「お兄ちゃんの手、暖かいね」 「お前の手が冷たいんだよ」 精々、会話はこの程度。それでも、伝えたいことは伝わると信じている。 「本山さん、申し訳ありませんがそろそろ消灯の時間ですので、お引取り願えませんか?」 もうそんな時間か…と腕時計を見ると、八時半を過ぎていた。 本当は八時で面会を締め切るのだが、吹雪は精神的にいくらか怪しいところがあるので、特例となっていた。 「お兄ちゃん、もう帰るの?」 「…ごめんな、吹雪。本当はもっと一緒にいてやりたいんだけど、我が家のようにはいかないよ」 帰ると言うと、吹雪は必ず袖を掴む。離れたくないと。 もちろん辛い気持ちもあるが、そこは飲み込む。傷跡のある手をそっと振りほどき、騎士のように手へキス。 「じゃあな」 これが、いつもの別れ方。その後、吹雪は必ず頬を赤くして見送る。 …あの子だけは、傷つけたくない。そう思ってする、俺にできる精一杯の愛情表現 242 名前:私だけの人 ◆YzvJ/ioMNk [sage] 投稿日:2007/04/27(金) 06 27 10 ID rolhx8K8 俺たちの生い立ちは、あまり幸福ではなかった。 両親は俺が中学三年、妹が小学五年のときに離婚。 俺は昔から喧嘩ばかりしていた両親を見ていたので、別に不思議には思わなかった。 妹もそんな両親を見ていたが、甘えたい盛りの年頃。どんなにショックだったかはわからない。 俺たちは母親に引き取られた。そこまではどこにでも転がっている話だ。 だが、母親は離婚から一年も経たずに再婚。相手も子持ちの男だった。 ここから先は、ありふれた悲劇。母親は相手の子ばかり可愛がり、俺たちには冷たく当たった。 とはいえ、衣食住に困るほどではない。それでも何かにつけて貶められた。 俺は一つ屋根の下にいる人間を『家族』と思うことはついに出来なかった。 妹もそれは同じようで、結局なじまなかった。 それだけならまだいいが、精神的にかなり辛かったらしく、自分の身体を傷つけることも多々。 そして、そんな手間の掛かる妹をさらに無碍に扱う実母と義父。 俺はそんな家にいるのが嫌で、必死に勉強して資格を取り高校卒業(就職)と共に家を出た。 妹に「来るか?」と一言聞けば、妹は何も言わずに荷物をまとめた。 それからもう5年。俺はその間にたたき上げの出世頭になっている。 出世自体に興味はないが、いかんせん養う家族がいる以上、金はいる。 今でも必死に仕事をこなしているが、段々妹と接する時間が減っていくのが目下の気がかり。 寂しい思いをさせたくないと思うが、時間にはどんな武器でも敵わない。 そんな事を考えながら、俺は病院を後にした。 243 名前:私だけの人 ◆YzvJ/ioMNk [sage] 投稿日:2007/04/27(金) 06 28 11 ID rolhx8K8 …お兄ちゃんの寝顔を眺めている。 私の人生の中でも最も素敵な時間。 普段は無愛想な顔なのに、寝顔は素直であどけない。 目蓋に唇を落としてみる。可愛らしくうなった。 指を舐めてみる。清潔な石鹸の香りと、わずかな汗の味。 それがとっても美味しくて、指を無心に舐める。 視線がいやらしくなっていくのがわかる。頬が上気するのも。 「…私、変態みたい。」 そう呟いても、舌は止まらない。 お兄ちゃんはかなり疲れているみたいで、全く目覚める気配はない。 それどころか、ちょっとくすぐったそうにうなる。 そんな仕草が可愛すぎて、どんどんと行動を昇華させたくなるけど、こんな所じゃまずいよね? 気持ちを振り払って唇から指を離すと、微かな銀の糸。 それが何だか、私の気持ちを代弁してるみたいに見える。 お兄ちゃん…昔から、私にはお兄ちゃんだけだよ? お兄ちゃんが居れば、私は何も要らないよ? 人を狂わせるお金も。 離れて暮らすことになる広い家も。 親もいらない。私の愛を邪魔するだけだから。 布団もいらないよ。お兄ちゃんと抱き合って眠れば、どんなものより暖かいから。 広い世界もいらない。お兄ちゃんの腕の中、それだけが私の世界でいい。 ただ、お兄ちゃんがいればいい。 ずっと一緒にいられるのなら、地獄にだって喜んで堕ちるよ? 私は弱い人間。 お兄ちゃんに寄り添わなければ、真っ直ぐ前を見て立っていられないから。 どんどん、お兄ちゃんに寄りかかっていくから。 だから、もっと強く抱きしめて?倒れないように、折れちゃうぐらい、ぎゅってして? いっそ、私の命を呑み込んで。私をお兄ちゃんの一部にして。 恥ずかしがらないで? 今、この病室にいる限り、世界は二人だけのものだから。 私を、お兄ちゃんのものだけにして? 深い深い泥沼に、一緒に堕ちていこうよ。 底まで行ったら、真っ暗闇。そこにこそ、本当に二人きりの世界があるから。 誰にも邪魔されない、二人だけの世界があるから。 お兄ちゃん、誰かのものになっちゃいやだよ? お兄ちゃんは私だけのものだから。誰にも渡さないから。 お兄ちゃんを奪おうとするのなら、神でも殺してみせるよ? だから、私を愛してね? 深く、深く、深遠の闇より暗い愛で。 私が見えなくなるくらい、暗い愛で包んでね。 そうしたら、私の目にはお兄ちゃんしか映らないから。 他人からも、私は見えないから。 だから、私を愛して。お兄ちゃん。 244 名前:私だけの人 ◆YzvJ/ioMNk [sage] 投稿日:2007/04/27(金) 06 28 55 ID rolhx8K8 退院まで、後一週間。一週間経てば、またお兄ちゃんと一緒に暮らせる。 どんなことをしようかなぁ? 暗い部屋で、二人でじゃれあおうかなぁ? 昼も夜もなく、一緒に遊ぼうよ。お兄ちゃん。 だから、早くお仕事を片付けてきてね? 「お兄ちゃん、起きてよ」 ずっと寝てないで、起きて私を見てよ。 私にお兄ちゃんを刻み付けるために。 お兄ちゃんに私を刻み付けるために。 永久に、永遠に、たとえ死しても、消えないように。
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ソニア お兄ちゃん! ジュリアン お兄ちゃん! あぁっ、お兄ちゃーん! ガーディアン・エアトス あああああぁぁぁ!! ガーディアン・デスサイス (唸り声)
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サボテントリオン 1回戦 「アニキー、アニキー、下から3番目のアニキー」 「なんだい弟、上から6番めの弟」 「さわがしいよ、弟たちのうちのふたり」 「兄さんのお兄ちゃんのにーには相変わらず冷静だなあ」 「お前は呼び方のバリエーションが豊かだなあ」 「だってボクには、兄上とお兄様とアニキとにーにとお兄ちゃんと兄さんがいるからね」 「「「「「「弟ーーー!」」」」」」 「お兄ちゃんたちーーーー!」 「「「「「「「針がいてえ!」」」」」」」 「ところでボクに何の用事だい、上から6番めの弟」 「そうそう実はね、下から3番目のアニキ。一番上のアニキにガールフレンドができたんだ!」 「なんだってー! 本当かい、一番上のアニキ?」 「ああ、本当さ、弟たち」 「やったね兄上!」 「すごいよお兄様!」 「うらやましいよアニキ!」 「すみに置けないねえおにいちゃま!」 「ラッキーだねマイブラザー!」 「ハッピーだね兄さん!」 「ありがとう、弟たち!」 「「「「「「兄さーーーん!」」」」」」 「弟たちーーーー!」 「「「「「「「針がいてえ!」」」」」」」 「ところでお兄様、ガールフレンドってどんな女の子?」 「それがな、弟。あんちゃん、もう、フラれたんだ」 「「「「「「えええっ?」」」」」」 「兄さまみたいな優しい人をどうして!」 「アニイみたいな誠実な人をどうして!」 「お兄ちゃまみたいな正直な人をどうして!」 「兄君みたいなかわいい人をどうして!」 「にいにいみたいな頼りになる人をどうして!」 「お兄ちゃんみたいな働き者をどうして!」 「アナタみたいに、トゲだらけの人とはやっぱりやっていけないって」 「「「「「「僕たちがついてるよアニキーーーー!」」」」」」 「弟たちーーーー!」 「「「「「「「針がいてえ!」」」」」」」 △ページの先頭へ
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348 ヘンゼルとグレーテルKIMO-remix Ver. sage 2008/02/20(水) 01 00 35 ID kTa2TZDL 二話 「そいつは困ったな…」 グレーテルには鳥の表情など分かりません。でも声の調子から、ボブが同情してくれているのは分かります。 「しかし、最低な親だな!!許せん!!こんな良い娘を…」 マッケンジーは地団太を踏んで憤っています。 「それで、俺達に頼みたい事ってなんだい?」 今なら何だってやってやるぜ、と不敵に笑うドイル。 「…」 ハマーDは地面を見つめ、微動だにしません。きっとミミズでも探しているのでしょう。何にせよ頼もしい限りです。グレーテルは丸い小石を探して、辺りを歩き回りながら、口火を切りました。 「うん、やってもらいたいのはね―――」 「グレーテル!グレーテル!!」 「あ、お兄ちゃんが呼んでる。それじゃみんな、よろしくね!」 ヘンゼルの声を聞くと、グレーテルはガバッと立ち上がり、袋にパン屑の代わりに小石を詰めて、呼び声の主へと駆けていきます。一度、小鳥達に手を振って笑顔を見せると、愛しいお兄ちゃんの下へ、一目散に走っていきました。 残された四羽は、鳴き声で返事をしながら、思ったのです。必ずこの娘を助けてあげよう、と。 「さあ!ピクニックに出かけよう、出発、進行!!」 お父さんが元気良く号令をかけます。 「ほらほら、さっさと歩いた!」 お母さんはお弁当を抱えながらも、二人の子供の背中を押します。 ヘンゼルお兄ちゃんはだりー、だりー、と阿呆の如く繰り返し呟きます。でもグレーテルが左手を差し出すと、しっかり手を繋いでくれました。 四人は、表面上はとても楽しげな様子で、森へと入ります。見事な秋晴れの昼間だというのに、森の中は真っ暗でした。先を行くお父さんとお母さんの背中も、木々の隙間から射す木漏れ日が無ければ、見失ってしまうかもしれません。 ―――陽が落ちれば帰り道どころか、自分の足下だって分からないかもしれない…。 349 ヘンゼルとグレーテルKIMO-remix Ver. sage 2008/02/20(水) 01 03 34 ID kTa2TZDL グレーテルは右手を後ろで握り込み、一定の時間間隔をおいて、小石を落としていきました。 「駄目だわ、やっぱココ電波入らねえ…。メール送れねえじゃんかよ、有り得ねえー!」 ヘンゼルお兄ちゃんは、朝からずっと携帯電話を操作しています。もしかしたらこないだのミキちゃん(キャバ嬢、24歳)のような、ゴミ虫ビッチと連絡を取っているのかもしれません。 もしそんな事になっていた場合、相手には東京湾に沈んでもらう事にしましょう。 しばらく歩いていると、前方のお父さんとお母さんがぴたりと立ち止まりました。森の中の少し拓けた場所です。 かつては木が密生していたのでしょうが、今は一面、切り株だらけです。 「さて、俺達はちょいとこの辺りを散歩してくるから、遊んでいなさい。あまり遠くへ行くんじゃないぞ?」 お父さんはそう言いながら、お母さんから受け取った弁当箱を差し出します。 「お腹が空いたらコレを食べるんだよ?」 お母さんは目を潤ませながら、そう言いました。 ―――泣くくらいなら最初からこんな事するんじゃないわよ。 そう毒づきつつも、グレーテルは弁当箱を受け取ります。 「中身何よ?椎茸入ってないよな?」 ヘンゼルお兄ちゃんは、この先に待ち受ける自分の運命など知らずに、お弁当の中身を気にしています。 「それじゃ、行くからな…」 「仲良くするのよ…」 二人は森の中へ消えていきました。 「何だよ、あれ。これが今生の別れみたいな顔しちゃってさぁ…わろすわろす」 とことん頭の巡りの悪いヘンゼルです。 「お兄ちゃん、とりあえずその辺歩き回ろうよ」 グレーテルは、弁当箱を切り株の上に置いてヘンゼルに言いました。 「おう、そうすっか。デートだデート」 「で、でぇと…そんな…」 グレーテルはさっ、とあらぬ方向を向きました。でも頬に射した赤みは、なかなか消えてくれそうにありません。 その時です。 「お、いたいた!」 森の中から、四人の男が現れました。皆、黒いスーツにサングラス、きっちりオールバック、とお揃いの格好をしています。 ―――こいつらが例の“人買い”だな… 聡いグレーテルは、相手のナリを見て瞬時に正体を見破りました。 「お坊ちゃん達、こんな所で何をしているんだい?」 黒服1号が話しかけてきます。 「え?ピクニックっすけど…」 350 ヘンゼルとグレーテルKIMO-remix Ver. sage 2008/02/20(水) 01 08 46 ID kTa2TZDL ヘンゼルお兄ちゃんは、相手の格好を見ても怯みません。というかこの馬鹿は、全く状況を把握していないのでしょう。 グレーテルは、気が気ではありません。 「ピクニック…!!こんな所で!!こんな殺風景な所じゃつまらんだろう!?」 黒服2号が身を乗り出してきます。 「っつーか、別にピクニック自体そんなに興味無い的な!?」 ヘンゼルはノリ良く答えます。 「向こうに、もっと良い景色の場所があるぜ?案内しようか?」 黒服3号がニタニタ笑いながら、ヘンゼルに近付きます。 「いや、ここで待ってろって言われてるんすよ、サーセン」 ヘンゼルはあっさりと断ります。 「良いから……来いってんだよおおおおおぉぉぉぉぉッ!!」 黒服4号の叫び声を合図に、人買い達が飛び掛かってきます。 「ボブ!マッケンジー!ドイル!ハマーD!!出番よ!!」 グレーテルが声を上げます。それと同時に、草むらから影が飛び出してきました。 「な、何だこいつらは!?」 人買い達は、慌てました。小さな影は、物凄いスピードで全身を攻撃してきます。 正体不明の影に目玉を突き破られたり、耳を千切られたりした男達は、阿鼻叫喚の悲鳴を上げて逃げ回ります。 グレーテルも隙を見つけては、隠し持っていた金づちで脛を叩きます。 ヘンゼルだけが、全く状況を読めずポカンとしていました。 あっ!いけません!! 「隙ありぃぃぃぃッ!!」 黒服3号が、胸ポケットからトカレフを取り出しています。 「くらいやがれええぇぇぇぇ!!」 ヘンゼルは、ただただ呆然とするばかりです。 「お兄ちゃんッ―――――!!」 グレーテルは思わず、目を覆いました。 しかし、発砲音は聞こえてきません。 聞こえてきたのは、トカレフが地面を滑る音と、黒服3号の呻き声です。 「ゆ…指が…!俺の指がああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 黒服3号の右手、トカレフの引き金にかかっていた人差し指は、食いちぎられていました。 「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 絶叫する黒服に、更なる攻撃が浴びせられます。 351 ヘンゼルとグレーテルKIMO-remix Ver. sage 2008/02/20(水) 01 14 45 ID kTa2TZDL 『それ』は地面スレスレを滑空し、黒服の目の前で急上昇すると、その大きく開けられた口の中に飛び込んでいきました。 次の瞬間、めりっ、という音ともにオールバックの後頭部は爆発し、影が飛び出します。 一度、黒服の頭上を旋回した後、『それ』はヘンゼルの前にふわりと着地しました。 グレーテルは、ありったけの驚きを込めて『それ』の名前を叫びました。 「ハマーD!!」 そう、ヘンゼルを救ったのはハマーDでした。ハマーDはぶるっ、と全身を震わせて、血しぶきを飛ばします。そして、怯えている残りの黒服達を威嚇するように、翼を大きく広げました。 「ひいいいッ…!!」 「逃げろおお!!」 「覚えてやがれ畜生ッ…!!」 それを見た人買い達は、いかにもな台詞を吐いて、退散していきました。 「ふぅ…何とか撃退できたな…」 ボブはほうっ、と溜め息をつきました。 「大丈夫だったかい?グレーテルちゃん」 マッケンジーは、心配そうにグレーテルに問い掛けます。 「へっ…!!人間ごときが俺達に敵うわけないだろ!」 ドイルの脳内は、まだまだアドレナリン分泌中のようです。 「みんな、ありがとう!!」 グレーテルはお礼を言います。 森に行く前に、グレーテルが相談したのはこの事だったのです。一つだけ予想外だったのは、小鳥達の攻撃が思いのほか、えげつなかった事くらいでしょうか。 「それにハマーDも!!お兄ちゃんを助けてくれて本当にありがとう!!」 「…」 グレーテルがハマーDの方を向くと、ハマーDはヘンゼルお兄ちゃんの手の上に乗っかっていました。 352 ヘンゼルとグレーテルKIMO-remix Ver. sage 2008/02/20(水) 01 16 31 ID kTa2TZDL 「こいつ、ハマーDって言うのか?ハマーD!!ありがとな!!かわいいな、こいつぅ!!」 ヘンゼルお兄ちゃんは、もう一方の手でハマーDを撫でます。 ハマーDも心なしか気持ち良さそうです。 人差し指で、胸辺りを撫でた時、事件は起きました。 「ひゃぁ…そ、そこはらめッ…!らめなのぉぉッ!!」 グレーテルは自分の耳を疑いました。 「な、何なの…?今の声…」 「う、うむ…多分、ヘンゼルお兄ちゃんが撫でた場所が胸だったものだから…」 ボブも呆気に取られた様子です。 「まあ、その、つまり…せ、性感帯を弄られた訳だな…。だからオーガズムに…」 敢えて選んだ言葉が何故か卑猥な、マッケンジー。 「達した…って事は…お、おい…ハマーD……お前…」 ドイルは何故か前かがみの姿勢です。 『 女 だ っ た の か ! ! 』 「いやぁ~、本当にかわいいな、この鳥!よーしよしよしよし」 「ン、はぁんッ!ら、らめッ!またイッちゃ……あああんッ!!」 鳥と会話出来ないヘンゼルお兄ちゃんは、自分が何をしているのかさっぱり分かっていません。 そうです。 ハマーDは、実は雌でした。ハマーDという名前はあくまでグレーテルがつけたもので、本当は「長澤まさみ」という女の子らしい名前があったのです。 でも、この男尊女卑の鳥社会で生きていくには、雌という性別を隠して生きていくしかなかったのです。 しかし、ひたすら意地を張って雄鳥として振る舞ってきたハマーDも、ヘンゼルのゴットフィンガーの前にはなす術なく、押さえ付けてきた女としての情欲を掻き立てられてしまうのでした。 そして生まれて初めてのオーガズムと共に、ハマーDの奥底からやってきたものは恋心でした。 「ちょっと!!お兄ちゃんッ!!ハマーDが嫌がってるでしょッ!!」 353 ヘンゼルとグレーテルKIMO-remix Ver. sage 2008/02/20(水) 01 20 46 ID kTa2TZDL これ以上、ハマーDを愛撫させる訳にはいきません。グレーテルは素早く、兄の手の上の鳥を奪いました。 ハマーDは、快感の余韻に浸ってぐったりしています。 「うわッ…!!力入れすぎたかな!?ごめんな~…」 ヘンゼルは心底申し訳なさそうな顔で、ハマーDを覗きこみます。 ハマーDはのろのろと顔を上げると、ヘンゼルの頬に頭を擦り寄せ、眠りにつきました。 「おいおい、大丈夫かよ!?」 「心配ないよ、気絶しただけみたい」 イッちゃったせいでね、と心の中で付け加えておきます。 それからみんなでお弁当を食べ、祝杯を上げた後、まだ力の入らないハマーDを担ぎながら小鳥達は、ねぐらへ飛んでいきました。 「しっかしおせーな、おやじ達。あいつら何してんだ?青姦?」 ヘンゼルはどこまでもお下品です。辺りを見回すと、既に日は暮れかけていて、そこらの切り株も闇に溶けつつありました。 それから数時間経ちました。 お父さんもお母さんも一向に帰ってくる気配がありません。 ヘンゼルお兄ちゃんも、少し不安げな様子です。 (そろそろ良いかな…) グレーテルは頃合を見計らって、立ち上がると言いました。 「あ!!そういえば私、道に迷わないように目印置いていったんだっけ!」 「何!?妹よ、そいつはでかした!!」 森の中、お月様の光を反射して仄かに光る小石たち。 二人はそれを辿って、なんとか家に帰る事が出来ました。 ヘンゼルとグレーテルの姿を見たお母さんは涙を浮かべて、ごめんね、ごめんね、と繰り返しがら二人を抱き締めます。 お父さんは困り顔でしたが、どこか安心したようにも見えました。 こうして、二人は無事に戻ってこれました。 しかし二人を待ち受ける残酷な運命は、まだ序章に過ぎなかったのです。
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第七部『それは、二つで一つ』 弟ツバサは美少女になって留学から帰ってきた。俺も両親もその事実を受け入れる。 両親を説得し疲れきった俺が風呂に入っている時に、ツバサが突如乱入、俺は興奮しすぎて 風呂場で倒れてしまった。ツバサの看病により、俺は大事には至らなかった。そして次の日 予定通りツバサの歓迎会が開かれる事になり、ツバサと二人でおつかいに出るのだったが、 軽い事件に遭遇。予定より大幅に遅れ、買い物に出発した二人であった・・・ ツバサ「楽しかったねー!」 俺「楽しかねーよ!こっちはヒヤヒヤだったよ!」 買い物ってこんなに疲れるものなのか。 いや、違う。 そもそもの原因はこいつ、ツバサにある。 ~買い物中~ 友1「お、たかしじゃん」 友2「よぉー!たかしー!」 俺「なんだお前らか。っておい!お前、髪染めた?」 友1「ふふん。結構似合ってるっしょ」 友2「てか、一緒にいる、この子は?」 俺「ああ、こいつね。こいつは」 俺「こいつは…」 ツバサ「…ジー」 俺「うっ!?」 俺(ま、まずい。弟なんて、弟なんて言えない!) ツバサ「たかしの彼女でーす」 俺「ぶっ!!!!」 友1・友2「「おおーーっ」」 俺「おい、お前っ!!ちょっ…」 ツバサ「何か?」 友1「ついに…ついにお前にも彼女が…ウッウッ」 友1「父さん嬉しいよ…ウッウッ」 俺「うっせえ!」 俺「ん?」 友2「ジィーッ」 ツバサ「な。なんでしょう?」 友2「君…凄くかわいいね…///」 ツバサ「えっ?」 俺「ば、馬鹿野郎っ、何言ってんだ」 友2「可愛い…///」 友1「君の名前は何て言うの?」 俺(これ以上構っていると、なんだか面倒な事になりそうだ) 俺「じゃ、じゃあこの辺で俺ら、買い物があるからさっ」 友2「えー、もう行っちゃうのー!」 友1「デートか、デートなのか!!」 俺「ま、まぁデートみたいな、そんなトコだ、だから、じゃあなー!!!」 俺「ほら、いくぞツバサ、急げっ」 ツバサ「う、うん」 ダッダッダッダ 友1「あーあ、走って行っちゃった…」 友2「あの子…めちゃめちゃ可愛いかったな…///」 友1「な…」 友2「ね…」 友2「くやしいー!ピクピク」 俺「…とまぁ、お前の"彼女"発言で大変な買い物だったぞ!」 ツバサ「エヘヘ…」 ツバサ「デートって言ってくれて、ちょっと嬉しかったかも…なーんて」 俺「何言ってんだよ…ったく…帰るぞ!」 買い物を終えた俺達。 その頃にはもう、空は夕焼けになっていた。 帰り道。 ツバサ「あーっ!ここ、二人でキャッチボールしてた所だよね」 俺「ああ。そうだ」 川を挟んでいる土手を降りた所で、いつもキャッチボールをしていた。 軽い傾斜で小さな土手の為、子供でも駆け足で降りてゆけるほどの小さな土手だ。 ツバサ「懐かしいーなー」 タッタッタと緩い土手を駆けて、川の傍に寄る。 俺もそれに続いて、ゆっくりとツバサの方へ歩を進ませる。 買い物袋を安全な場所にポンと置き、二人で静かに川を眺めた。 ツバサ「…ここは変わらないねー」 俺「…ああ」 夕焼けで川はオレンジ色に染まり、見事な演出を施す。 ここは俺達が好んで遊びに来た場所だ。 ふと時間を忘れ、互いに風景に見入っていた。 俺「…さて、そろそろ帰るか…」 俺がツバサの方へ目を向けると、悲哀の目で川を眺めるツバサがいた。 俺「ツバサ…?」 ツバサ「…」 俺「なあ」 ツバサ「あっ!ごめんごめん…」 またいつもの笑顔が返ってくると思ったが、少々渋い笑顔が返ってきた。 俺「…さぁ、帰ろうか」 ツバサ「…うん…」 何か秘めた目をしつつ、ツバサが土手を上がろうとしたその時。 「キャッ!」 ヒールがつっかっかったのか、ツバサはその場でスッ転びそうになる。 だが、その刹那、俺が「危ない!」とサッと両手を差し伸べ、 ちょうどお姫様だっこするような形でツバサを抱きかかえた。 ツバサ「…!…ごめん…」 今、怪我しそうになった事よりも思いつめる何かがあるのか。 ツバサは沈んだ顔をしてその場に崩れた。 俺「…なあ、ここに来てからお前、何か変だぞ」 俺「どうした?」 ツバサ「昔の記憶…思い出しちゃってさ…」 ツバサ「それだけじゃない…」 ツバサ「私は……」 今にも消えゆきそうな顔をして、ぐったりしている。 俺「おい…ツバサ…」 ツバサ「あはは…急にごめんね…」 俺「謝る事はないけどさ…」 俺は崩れているツバサをその場にキチンと座らせ、俺もその隣に 少し間を空けて腰を下ろした。 俺「どうした。ツバサ」 ツバサ「…」 ツバサ「…ねぇ、覚えてる?お父さんとお母さんが離婚しそうになった時の事」 そうか。 あの時の事を思い出しているのか。 俺「…ああ。覚えてるよ。忘れもしないさ」 ツバサ「あれは八年前の事だった… ~8年前~ ・・・毎日響く罵声と号泣。 家族は、離婚の危機に直面していた。 言いたくも無い罵声が飛び交い、 傷つけたくない家族を傷つける。 家族として成り立っていたはずの私達は いつの間にか世間の厳しい波に飲まれ、食いつぶされようとしていた。 私達家族は、"崩れかけたコマ"だった。 遠心力と惰性で何とか懸命に回転を維持しようとするが、 回転の弱まったコマは摂理に乗っ取り地にころげ落ちようとする。 ツバサ(なんで?なんであんなに仲が良かったママとパパがケンカするの?) 母「たかしとツバサには、これからの将来があるのよ!」 父「俺が何とかするって言ってるだろ!」 母「ふざけないで!もうこれ以上・・・」 母「これ以上、子供達の未来を壊したくないの!!」 父「じゃあ俺は、どうしたらいいんだよ!!離婚か、離婚すればいいのかっ!!」 ツバサ「ケンカはもう止めて!!ママ、パパァ!!うええええぇぇぇん!!!!」 そんな時、お兄ちゃん、励ましてくれたよね。 ツバサ「うえええええぇぇぇぇぇぇん!!!」 俺「おい・・・」 ツバサ「うぇぇぇええええぇぇ!!」 俺「おいってば・・・」 ツバサ「うええぇぇ 俺「ツバサ!!!!」 ツバサ「ヒック…ヒック…」 頭を、優しく撫でてくれた。 俺「…」ナデナデ ツバサ「!……」 俺「泣くなツバサ」 ツバサ「…ヒック」 俺「いつか天気は晴れるんだ」 ツバサ「…え?」 俺「どんなに雨降ってても、お天道様は、いつか晴れるんだ」 俺「パパやママも、きっといつか、仲直りするんだ!」 俺「だから泣くな!ツバサ!…えぐっ…」 俺「ヒッグ…ど、どんな事が…エグッ…あっても…」 俺「お前だけは、 お前だけはお兄ちゃんが守ってやるから!!」 ツバサ「お兄ちゃん、ウワアアアアアアアン!!」 俺「な、エグッ、泣ぐなっていっただろぉ!!ウワアアアアアアアアン!!」 あの時、どんなにお兄ちゃんの言葉で私が励まされたか。 どんなにお兄ちゃんの言葉で私の心が温まったか。 あの日以来、お兄ちゃんは私をいつも第一に考えるようになったよね。 その一年たった後だったか 私が車に轢かれそうになった時があったよね。 サイドミラーがかすって、私に古傷できちゃったけど あの時お兄ちゃんが飛び込んで助けてくれたおかげで 今まで健康で、元気に生きて来れたんだよ。 俺「ツバサ……」 過去の忘れられない記憶が走馬灯のように頭を駆け巡る。 そうだった。 俺は必死だった。 両親が離婚しそうになった時、 俺は凄く不安だった。 小学校高学年といったらもう、両親の内情もある程度理解できる歳だ。 だから、なおさらツラかった。 だけど何よりも、 低学年の弟のことが気になって気になって、しょうがなかった。 あまりに不憫だ。 俺は兄として、家族の一員として がむしゃらに弟を愛した。 皮肉にも、あの離婚騒動のおかげで 俺達は結束を深める結果となったんだ。 封を切ったように、ツバサが話し出す。 ツバサ「……私、お兄ちゃんに謝らなくちゃ…」 ツバサの目が、涙目になっていた。 ツバサ「お兄ちゃん、事故のせいで、肩を壊したんだよね…」 俺「!」 ツバサ「私が車に轢かれそうになった時、お兄ちゃんはダイブした」 ツバサ「お兄ちゃんがうまくクッション代わりになって、私は軽症で済んだ」 ツバサ「だけどお兄ちゃんの肩は、そのせいで壊れてしまった」 俺「確かにあの時、肩を壊したよ?」 俺「だけど、その後に治療して数ヵ月後、また野球できるようになったじゃないか」 ツバサ「…私、知ってるよ。 ―――お兄ちゃんの肩は、もう決して、完治はしないんだって」 俺「!…それは…」 ツバサ「たまにヒュッといなくなった時、病院行ってたんでしょ?」 ツバサ「で、何食わぬ顔をして戻ってきた」 ツバサ「私に負い目を感じさせない為に、わざと言わなかったんでしょ?」 俺「…」 ツバサ「留学中にお母さんから聞いたよ」 ツバサ「このまま野球を続けてたら、完全に肩を壊すハメになりかねないんでしょ?」 ツバサ「それでも、好きな野球を止められないんでしょ…?」 ツバサ「私のせいで…甲子園も…」 ツバサ「小さい頃から夢見てた、プロの道も…」 ツバサ「私の事故のせいで、肩を悪くして…全てが無に消えてしまった」 俺「…もう言うな」 ツバサ「…」 俺「肩がもうイカレてる事、ずっと黙っててすまなかった…」 俺「でも、ツバサが負い目に感じることはない」 俺「あれは事故だった。どうしようもなかった」 ツバサ「…違うよ。私の不注意で、お兄ちゃんの夢を踏みにじったんだ…」 俺「違う」 ツバサ「私が、お兄ちゃんの夢を踏みにじった」 俺「…違う」 ツバサ「この私が!お兄ちゃんの夢を!」 ツバサ「奪い取ったんだ!」 俺「ツバサっ!!もういいっ!!」 ツバサ「………………ヒグッ…えぐっ」 ツバサ「私…お兄ちゃんに酷い事したのに…気づかなくて……」 ツバサ「アメリカから日本に帰ったら、お兄ちゃんに真っ先に謝ろうと思ってたのに…」 ツバサ「でも…言えなかった…」 ツバサ「お兄ちゃんの顔を玄関で見た瞬間…言えなかった…」 俺「もういいんだ」 ツバサ「…」 俺「もういいんだよ」 俺「そんなに考えてくれていたなんて、むしろ感謝してる」 ツバサ「…え……?」 俺「お前の想いはもう十分すぎるほど伝わったよ。だからもう、大丈夫」ナデナデ 俺「もうお前が負い目を感じる必要は無いさ」 ツバサ「何で……?」 ツバサ「何でそんなことを言えるの……?」 ツバサ「何でそんなに…優しいの……?」 俺「…」 ツバサ「…」 ツバサ「私……辛かった…」 ツバサ「ずっと辛かった…」 ツバサ「ずっとお兄ちゃんに謝りたくて、ずっと苦しい思いをしてた…」 ツバサ「だけど……」 ツバサ「何でかな…私、お兄ちゃんにまた、救われちゃったよ…」 ツバサ「お兄ちゃん………」 ぎゅっ 俺「…」 ツバサ「お兄ちゃんって、あったかい…」 ツバサ「………」 ツバサ「ねぇ…このまま……何も言わずに…」 ツバサ「キス……して…?」 俺「え…?」 ツバサ「キス…したい…お兄ちゃんと…」 俺「……」 ツバサ「不安を完全に拭い去りたいの…」 ツバサ「お兄ちゃんの優しさで…満たされたいの…」 ツバサ「何も言わずに……今は……今だけは……」 ツバサ「キス……してください……」 俺達は唇を重ねた。 今まで互いを不安にさせた時間を、埋め合わせするように。 きつく抱き合い、そして、守るように。 時間はスローに流れていき、止まった時間の中にいるようだった。 ほんの束の間の出来事。 俺達は分かり合った。 不安を共有する事で、互いを信じ、通じ合った。 俺達は分かり合った。 身を重ねる事で、言葉では伝わらない気持ちも何もかもを分かり合えた。 今、心に残るは、安堵の心。 満たされる想いは、身を軽くした。 夕日が煌々と沈む、夏の夕暮れであった。 ツバサ「…もう日が暮れちゃったね」 俺「…そうだな」 ツバサ「…」 俺「父さん母さんが俺達の帰りを待ってる」 俺「ダッシュで帰るぞ!ツバサ、ついてこい!」 ツバサ「…うん!」 ・ ・ ・ 母「…で、走って帰ってきたら、買い物袋を土手に忘れてきた…と」 俺・ツバサ「はい…」 俺(やべ…完全に買い物袋、忘れてた…) ツバサ(やっちゃった…) 母「ふぅ。でもいいわ。歓迎会に必要な物は大体揃ってたから」 母「このまま歓迎会、始めちゃいましょう!」 父「まったく、待ちくたびれたぞ」 父「それでは、歓迎会を始めたいと思いますっ」 全員「オーッ!」 ツバサの歓迎会は深夜まで続いた。 女の子に変わった時の周囲の変化、学校の話、アパートでの生活。 話は絶えず、大いに盛り上がった。 歓迎会も終わりを告げた夜。 ツバサ「ねぇお兄ちゃん、ちょっといい?」クイクイ 俺「ん?なんだ?」 ツバサ「ベランダに来て…」 ~ベランダ~ 俺「夜風は涼しいな…」 ツバサ「うん…」 俺「で、話って、なんだ?」 ツバサ「私ね、女の子になった理由、思い出したよ」 俺「そうか!で、何で女の子に?」 ツバサ「私ね、アメリカの環境に全然馴染めないでいたの」 ツバサ「友達は出来なくて、話は通じなくて、毎日がツラかった…」 俺「…」 ツバサ「孤独だった」 ツバサ「でもね、そんな時、お兄ちゃんの夢を見たんだ」 ツバサ「幼い頃の夢だよ」 ツバサ「病気になった私を、お兄ちゃんは必死になって看病してくれた」 ツバサ「『大丈夫だよ、今に直るよ!』って…」 ツバサ「そこで急に、夢から醒めた」 ツバサ「気づいたら、涙を流して、その場で泣いてた…」 ツバサ「私は、お兄ちゃんに罪悪感を覚えながら、 何処かで『お兄ちゃん』という存在を求めてた」 ツバサ「お兄ちゃんに助けを求めている自分が、そこにはいた」 ツバサ「その時だよ。私の中で、何かが弾けたの」 ツバサ「と同時に、体に何らかの変化を感じた」 ツバサ「そしたら、急に気持ち悪くって、それで、そのままバタッと倒れて…」 ツバサ「起きたら、『女の子』に変わってた」 ツバサ「その日から、私は性格を明るく、陽気に振舞うようにした」 ツバサ「自分を変えたくなってね」 ツバサ「そうしたら、毎日が楽しくなったんだ」 ツバサ「なんだか口調も、自然と女らしくなっていった」 ツバサ「そして今、この通りだよ」 俺「うーん…つまり、"孤独の中で、兄の優しさを想う心"が、性別を変えた…と」 俺「じゃあ、互いに分かり合った今、元の男の体に戻るんじゃないか?」 ツバサ「そうかも…」 俺「…」 ツバサ「もう、女の体とはオサラバになるかもしれないね」 俺「そっか…ちょっと寂しい気もするが」 ツバサ「このエッチィー!」 俺「ははは」 ツバサ「じゃあ最後に………セックス、してみる?///」 ツバサ「一度…して…みたかったんだ…///」 俺「ぶはっ!やめてくれっ!俺を誘惑するなっ!」 ツバサ「エヘヘー」 俺「その上目遣いは、その上目遣いは反則だ!」 ツバサ「冗談よ冗談。私もう寝るから。それじゃ、オヤスミっ」 俺「あ、ああ。おやすみ」 俺(冗談かよ!) ガラガラガラ バタン ツバサ「…」 俺「…」 ツバサ(強引に押し倒してくれれば……そしたら…///) 俺(強引に押し倒せば良かった……なんてね…) そして翌日 ドタドタドタドタ ガチャ ツバサ「おにーちゃーん!!!たいへんだぁーー!!」 俺「ど、どうした、ツバサ」 ツバサ「まだ体が『女の子のまま』だよぉ」 俺「お、良かったー!じゃなくって、残念だったなー!」 ツバサ「ほら、おっぱいはまだ大きいし、コッチだって何も生えて無いよぉ?」 俺「本当だ。胸はあるし、アソコもぷっくり・・・」 俺「って、おい!何、裸で解説してんだお前は!」 ツバサ「エヘヘ…///」 俺「とりあえず、服、きてこーい!」 ツバサ「はーい///」 ツバサ(何で体は、女の子のままなんだろう?) ツバサ(でも、お兄ちゃんの事、好きになっちゃったから…) ツバサ(女の子のままでいいや!) 『ツバサ』 =完=